株式会社ミラクリングループ
Science of Taste

"世界を魅了する赤い果実"

西アフリカ原産の小さな赤い果実。酸味を甘味に変える不思議な体験を、味覚科学・栄養価・研究エビデンスの視点から紐解きます。

Taste Modulation Natural Protein Academic Evidence
Synsepalum dulcificum

酸っぱい物が甘くなる不思議なメカニズム

ミラクルフルーツに含まれる天然のタンパク質「ミラクリン (miraculin)」は、味覚を一時的に「修飾」する働きを持ちます。この甘味誘導物質は、舌の表面にある味蕾(みらい)の酸味・甘味受容体に直接結合します。

通常時は何も変化はありませんが、レモンやトマトといった「酸性物質(酸っぱいもの)」を口に含むと、ミラクリンが活性化し、甘味の受容体を強力に刺激します。結果として、脳に「甘い」という信号を送るように変化させるのです。

感覚甘味料という考え方

甘味を「足す」のではなく、味覚を「変化させる」自然由来の新しいアプローチ。人工甘味料や糖質に頼らず、舌本来の感覚を活かした自然な甘さを体験できます。

ミラクルフルーツと味覚変化を表す科学ビジュアル
01 舌に結合
02 酸で活性化
03 甘味を感じる
Nutritional Values

100種類以上の自然由来成分

美容・健康を支える成分を、果実の小さな粒に凝縮。科学的な比較データとともに、主要な特徴を整理します。

抗糖化

体内の糖化反応を抑制する働き。ポリフェノールの一種である「タキシフォリン」や「ケルセチン」などが検出され、インナービューティーに期待されています。

突出した抗酸化力

日本食品分析センターの分析により、ORAC値が「280 µmol TE/g」という圧倒的数値を記録。一般的なブルーベリーやプラムをはるかに上回る抗酸化能力です。

抗炎症 & EAA

体内で合成できない「必須アミノ酸全9種類(EAA)」および「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」を網羅。美容だけでなく、筋肉や皮膚の健やかさをトータルでサポートします。

Comparison Data

含有量比較データ

弊社調べ。自然由来成分の特徴を比較しています。

栄養含有量グラフ
ミラクルフルーツ由来成分を分析する研究室イメージ
Research Scene 機能解析と成分分析
Academic Evidence

大学との産学連携による共同研究

ミラクリングループは、近畿大学薬学部 病態分子解析学研究室(多賀淳 教授)との共同研究により、ミラクルフルーツの機能解析を進めています。

研究において、ミラクルフルーツ内に天然では非常に希少とされるオリゴ糖「ブラストース (Blastose)」が含有されていることを確認。動物実験において「ショ糖分解酵素の活性阻害」および「糖の吸収抑制効果」を示す結果が得られています。

インスリン抵抗性改善効果: 糖尿病患者へのメリットを示唆する学術論文が多数発表。
タキシフォリンの検出: 突出した抗酸化・抗糖化作用を持つフラボノイド成分を同定。
種子オイルの有効活用: 種子オイルにパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸などを豊富に含むことを確認し、化粧品原料としてINCI登録完了。